マナー・しきたり(回し飲みは身内の証明)

日本人は同じ器を他人と共用することをタブーとしてきた(そういった文化が長く続いてきたというのが正しい表現かも)。
器をもって他人と峻別する文化があって、この原則(文化)を破って同じ器に唇を付けると、もはや他人ではなく身内であることの証明になったのである。
この典型が盃であり回し飲みである。
たとえが古いが、武士の場合は盃を通して主君と家臣の間で強い絆を結ぶ盟友の儀式を行った。
結婚式での三々九度は公の場で盃を共にし、他人で無い関係を証明する儀式でもある。
酒宴などで回し飲みを行うとその瞬間から盟友にもなる。
家庭で箸(はし)や湯のみ、茶碗など自分用のものを持っている人は多い、割り箸もなくならない。
しかし、同じ鍋を気にせずつつく。各種儀礼やマナーは時代とともに変化していくが、根底にある日本人の感覚はこれからも根強くいき続けるでしょう。
著書:「-IT坊主のひとりごと」より

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