ソフトウエアは“磨耗しない、劣化しない”は間違い?

最近の多くの製品には、何らかの形でソフトウエアが組み込まれています。よくソフトウエアは“磨耗しない、劣化しない”という言葉を聴くが本当にそうであるか。当初(初期作成)のままの状態で一切手を加えないで使用(運用)するもの(システム)はほとんどありえません。また運用期間中の環境変化もあります。例えばこんなことは普通に発生するのが現実です。

・データ量の変動(増加)

・ハードウエアやネットワークの進化への対応

・業務ニーズの変化

・使い勝手の変化

・特に最近では進化するウイルスへの対応

などなどです。単にソフトウエアをプログラム単体(個別)という意識で捉えるのではなく、システムと捉えるべきでしょう。提供側(開発サイド)にこのような認識があればソフトウエアの構築(開発)はどうあるべきかに関心がいくはずです。“ある程度の期間運用したからすべてを捨てて作り直せばいい”などと考える経営者はいないはずで、当然、保守性や流用性(応用性)などを組み込んだシステム構造(設計書などのドキュメントも対称になる)である必要があります。

将来に向かったことに対してどう対応するかいう範囲までスパンを広げて開発・提供することも必要になります。つまり、“ソフトウエアは磨耗しない”は間違いであり、環境やニーズの変化とともに“ソフトウエアは磨耗する”。という観点から見ることも必要でしょう。

著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」より

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