「位牌(いはい)」

位牌は、日本古来の霊魂観(れいこうかん)により生まれた日本独特のものです。

中国の儒教(じゅきょう)では、神位(しんい)を表すのに「木の牌(はい):木のふだ」を使っていましたが、これが仏教に取り入れられ、それが日本に伝わって位牌になり、先祖の霊を表すものに変化したのです。

日本仏教では、位牌は霊のやどる依代(よりしろ)と考えられており、中陰(ちゅういん):四十九日間は白木(しらき)とし、忌明(きあ)けとともに塗り物(本位牌)に変えて魂(たましい)入れをするとされています。

先祖を敬(うやま)い、ご飯やお茶を供えて供養するのは西洋にはない日本独特の文化と言えるでしょう。

但し、浄土真宗では位牌は用いず過去帳を用いることが基本になっています(地域文化によっては位牌を用いるようですが)。

eお坊さんねっと 近代説話集より 合掌

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