寺の役割

今やお寺は、お葬儀や法事をする所、お墓のある所などと思われていますが、本来はそれだけではありません。

お釈迦さまの教えは、「生きる為の教え」です。その教えを広める所がお寺です。お釈迦さまはお葬儀儀礼には積極的には関わっておられませんでした。

説法などでも、「死んだ先の事は、いくら考えても結論が出るものではない。今日一日どうしたら、明るく元気に明るく生き生きと生きられるかを考え実行しなさい」と答えています。

しかし、いくら生きる為の教えであっても、あまりにも実行出来ない事が多すぎるので、それならば亡くなられた時に、もう一度お釈迦様の教えを聞かせてあげますから、今度どこかで生まれ変われるとしたら、この教えを忘れないようにして、良い所へ生まれ変わってください。という思いを込めて亡くなられた時に、お釈迦さまの教えを今一度聞かせる(お経を読む)というスタイルが出来上がり、お葬儀儀礼と仏教(お釈迦さまの教え)がつながり、今日に至っています。

「葬式仏教」などという言い方がされますが、これは、お寺(僧侶)が、葬儀や法要ばかり行っていて、生きる為の教えを説いたり、情報を伝えなくなった状況を批判した言葉です。

もちろん葬儀や法要も大切な勤めであり、亡くなられた方を通して、バーチャルではない現実としての「命」の尊さ、大切さ、厳しさを学ぶ機会でもあります。

eお坊さんねっと 説話集より

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