説話:女は三界に家なし

この三界とは仏教語で、欲界(よくかい)、色界(しきかい)、無色界(むしきかい)のことです。

「欲界」は私たちが住む最下層の世界で、淫欲、貧欲といった欲の盛んな世界をいい、その上にある「色界」は、欲を離れた清らかな世界を、さらにその上にある「無色界」を物質的な世界を超えた精神世界を指しています。つまり三界とは、すべてというわけです。

我が国では古くより儒教の影響が強く、その教えによれば、女性は幼いときには親に従い、結婚してからは夫に従い、年をとってからは子供に従うとされてきました。近代以前の封建制度下では女性はいつも従者の立場に置かれ、自分の家というものがなかったわけです。家の主人はあくまで家長で、家長になれるのは長男だけでしたから、結局女性はこの世界のどこを探しても自分の家はないといわれたのです。しかし現代では、このことわざは既に「死語」です。

今や、「生活知」(人付き合いのスキルをいうらしい)が高くアクティブに活動する女性に比べて、結婚しない“おひとりさま”の男性が孤独人生一直線にならないよう早い段階(現役時点)から身の処し方を考える事が必要な世の中になっています。

eお坊さんねっと 説話集より

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