好語不可説尽(こうご ときつくす べからず)

中国宋の時代、ある寺を任せることになった弟子に「法演(ほうえん、~1104年):禅宗の高僧」が与えた四戒「法演の四戒(ほうえんのしかい)」のひとつで、美辞麗句だけでは伝わらないです。

禅の教えは「実践主義」です。好語とは、良い言葉とか教えという意味ですが、詳細に説明しすぎると、聴いた人が簡単にわかったような気になり、本来の深い意味や重みが感じられなくなることがあります。

また、実践の伴わない言葉だけで説明しても効果は疑問です。大切なことは、自身が経験(体験、苦労など)したことや自分が心から思っていることを謙虚な姿勢で伝えることで大きな効果を生むことになるはずです。

しかし、言葉には限界があり、言葉だけでは伝えられないことがあります。足らないことは後姿(うしろすがた)を見せたり、実践で教えたりすることです。飾り繕った言葉だけでは人の心は掴めません。いずれ綻びが出ます。

「言葉は質と量とタイミングおよび限界を知るべき。美辞麗句は並べればいいものではない!」という戒めです。

『東京IT新聞 「IT坊主の無駄方便」』より抜粋編集

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