ITノーティス:顧客の予算を把握

予算が潤沢にあって何も制約がない仕事ならいざしらず、まずそんなことは有り得ません。限られた予算の範囲でいかに仕事をこなすかが発注者、受託者双方の課題です。

発注者側は如何に安く仕上げるか、受託者は少しでも多い金額で受注するかがテーマです。要求仕様(RFP)に沿って実直に見積を行った結果、顧客予算と大幅に乖離している見積額が出ても意味がありません。顧客ニーズの情報収集や他の類似システムの実績なども参考にし、比較分析することも必要です。

顧客予算の枠を把握することにより代替案の検討が必要かどうかの判断にもなります。予算とかけ離れた見積りが提示されても顧客も判断に困ります。仕事を獲得するための見積り提示なのか、辞退するのはまずいから、とにかく提示されたのか、おそらく顧客サイドは後者と受け取ることになり、次回から声もかからないことになります。真剣な姿勢を示すことが必要です。顧客予算枠を把握するのは並大抵のことではありませんが、日頃からきちんと対応ができていればおおよその状況はわかるはずです。ただし、違法行為にならいないよう注意しましょう。

著書:「プロジェクト運営のための知識の部品箱」(文芸社)より

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