説話:袖すりあうも他生の縁

見知らぬ人と人とが、道を歩きながら袖を触れ合う程度のわずかなめぐりあいにも何か深い因縁があり、単なる偶然ではないことを表現したものです。

「他生(たしょう)」とは、過去、未来のことを指しています。

「他生の縁(たしょうのえん)」は、「多少の縁」とも書きます。

目に見えない宿命的な縁を言います。「袖すりあう」という表現は、和服の時代のなつかしい名残り表現です。

「袖ふれあう」から変化したようで、別れを惜しむときの身振りからという説もあります。

環境の進歩などで、「袖すりあう」手段も各種増えてきています。

お互い、信頼を損なわないようにしていきたいですね。

eお坊さんねっと 説話集より

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