説話(価値のあり方)

美しい、大切だ、役に立つ、等々の価値観は一時的に現れる現象です。

私達が生活している世界も、自分という存在も、ある瞬間にだけ現れる幻であって、変化しない価値はありません。おなかがすいたらごはんに価値があり、のどが渇いたら水に価値がある、等々、状況・環境が変われば価値も変化します。このことを般若心経では次のように、

『「自我」は、肉体の成長と共に発生します。生きている期間にだけ後天的に膨れ上がって、亡くなると同時に「我」という意識はなくなります。つまり、「我」は人間の心が個々勝手に作り出す現象で、「空(くう)」の一つです。私たちをとりまく一切の環境は、本体ではなく現象にすぎず、実体無いものに迷うのは人間の錯覚です。例えば人間の眼に映るのは現象で、どんなものも縁による寄せ集めです。固定した実体ではありません。人間の頭は、それが実体であるかのように錯覚しているのです。何故そのようなものに固執するのですか。』と、説いています。(経典から抜粋&近代的解釈)

人により自我が異なるように価値の捉え方(価値観)は様々です。純粋に捉えることが出来ない場合、価値が間違った欲望に発展し、間違った保身を行うことにもなります。度が過ぎると周りから批判が起こり気が付いたときはもう遅く、やがて自分の周りには誰もいなくなっています。自爆では誰も救いの手を差し伸べてくれません。正しい価値観を持つことが出来る心の眼を育てることです。「基本と正道」に勝ることはありません。

eお坊さんねっと 説話集より

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