説話(蓮の花)

蓮は泥池の中から清らかな花を咲かせます。

煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)という言葉があります。煩悩を泥池にたとえ、菩提を花にたとえて、煩悩の中に菩提〈仏〉の要素はあると考えることです。泥池の中に花を咲かせる養分が含まれているのですから、煩悩を菩提を求める活力とせよという意味合いです。
また、仏教では、私たちのいる世界を娑婆(しゃば)、あるいは堪忍土(かんにんど)といいますが娑婆とは堪え忍ぶという意味ですから、この世は堪え忍ばなければ生きることはできないことになります。つまり、思い通りにいかないのがこの世の定めです。でも、私たちは何とか思い通りにならないものかと、ついつい思ってしまいます。そこに「苦」が生じるのです。その「苦」をいかに超克したらよいかと思い立たれたのが、釈尊の出家した動機だと云われています。釈尊は、娑婆と云われる世界でも菩提を目指すことができると説かれたのです。こうした意味合いからも仏教では蓮を尊ぶのです。 

eお坊さんねっと 説話集より

参考:「天台宗」法話集より抜粋・編集

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