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2017年1月 2日 (月)

説話(お雑煮と雑煮箸)

お正月にはお雑煮・御節料理など、独特のものを食べる習慣がありますが、それらを食べる際、雑煮箸といって、柳材の塗りのない丸いものを使います。私たちが普段使う箸は、食べ物を挟む先の方が細く、握る方は太くなっていますが、雑煮箸は天地が同じように細く、どちらからでも食べられるように作られています。これは、「お正月は歳神様あるいは御祖霊をお迎えして今年のご加護を祈る行事とされております。一家揃ってお祈りした後、御祖霊へのお供えのお下がりでお雑煮を作り、御祖霊に召し上がって頂き、そして家族もいっしょに頂きます。御祖霊が食することによって私たちも共に頂くことができ、そうすることで神仏の加護が私たちに授かる」という考え方です。このような考え方から、雑煮箸が天地両用食べられるようにできているのは、その用に供するためで、まさに祖霊と人との「はしわたし」と言えるでしょう。
お正月は一家の安全を祈る行事です。 

eお坊さんねっと 説話集より

参考:「天台宗」法話集より抜粋・編集

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