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2017年12月 4日 (月)

説話(根性)

「すばらしい根性をもっている」とか「根性がくさっている」などと使われ「根性」という言葉は、日本人の好きな言葉の一つかもしれません。

「根」は気力の源である素質のことで、「根本」「根幹」「根気」などと使われるように肝心かなめの意味をもっています。「性」は誰もが心の奥底に備え持っている性質、心のことです。

この「根性」がしっかりしていないと何をやってもモノにならず、進歩も向上もできません。たとえば、草木が健全に育っていくためには、地中の根がしっかりしていなければならないのと同じです。美しい花を咲かせ、立派な実を結ぶためには、大地にしっかりと根を張らなければなりません。
人間の根性も、いいかえれば草木の根にあたるわけです。成長過程の上で根性がしっかり養成されていないと、その人の人間性も疑わしくなり、心がすさび、荒廃した人間ができあがるのではないでしょうか。
だからこそ根性を練磨することが、学問や知識を得ることよりも先決で重要だということになるのです。

「ことばの旅」静岡県成道寺住職伊久美清智師著を参考&編集

IT坊主の無駄方便」/eお坊さんねっと 説話集より

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