説話(掃除)

暮れの大掃除により清々しい感じもします。今から今年の年末の大掃除に備えてというわけではありませんが掃除について一言です。
掃除は喜んでというより仕方なくするという方が多いのでは?しかし実は大変大事な事なのです。たとえば日本には昔から剣道、弓道、柔道、茶道、華道など、何々道といわれる武術や稽古事(けいこごと)がたくさんありますが、それらの稽古の前とあとには必ず稽古場の清掃をします。例えば、剣道について言えば、剣の技術そのものの習得と同時に、剣を手段とした心を磨くための道であるのですから、心をこめて道場の清掃をすることもまた剣道の中の大事な修行になるのです。剣の奥義(おうぎ)を極めることは即ち、人間の奥義を極めることで、そのために道場の清掃はきわめて大切な修行なのです。
また、僧侶の世界でも日頃の修行として昔から、
一、作務(さむ):掃除や片付け、庭の草取り等々、要するに体に汗して働く仕事です。

二、勤行(ごんぎょう):お経を読んだり、坐禅をしたりのお勤(つと)めです。

三、学門(がくもん):お経やその他の勉強です。
人格形成の手段のひとつとして作務の大切さを教えるのです。お経の勉強や、坐禅を行なったりするのも大切なのですが、「なんだそんなこと」と、おろそかにされがちな掃除などは、実は心を磨くのに重要なのだということを教えるために作務は、僧侶の勤めの序列第一番の修行になっているのです。
eお坊さんねっと 説話集より

参考:「天台宗」法話集より抜粋・編集

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