日本語あれこれ(せちがらい)

時々“せちがらい世の中になった”などという表現を耳にします。

この「せちがらい」には一体どのような意味が込められているのか?

辞書などの解説では、「生活していきにくい。暮らしにくい。住みにくい。」、「計算づくで心にゆとりがない。打算的でこせこせしている。 」とか「金銭に細かくてケチだ。抜け目がない。」などということになっています。

さてその由来はというと、“せち”は「世知」、“がらい”は「辛い」で、「世知」は、仏教用語で「世俗の知恵」を意味します。「辛い」は「世知」を強めるための表現ということのようです。

時代の変遷(というか世の変化といったほうがいいかも知れませんが)と共に、「世俗の知恵」が「世渡りの才」という意味合いになり、それが「勘定高い」→金銭に細かく抜け目がない」というように変化、従って「暮らしにくい」という用法になったようです。
解釈も様々のようですが古今東西、時代を問わずお金に関して揉め事や事件が多くあります。

他に迷惑をかけずに世渡りが上手な人は、それも一つの技術であり特技でしょう。但しあくまで「基本と正道」ありきです。

IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より

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