日本語あれこれ(料簡:りょうけん)

「了見、了簡」とも書きます。一般的には「考え」とか「思案」、「思慮」、「見当」、「分別」という意味で、「そのように思うのは料簡違いも甚だしい」とか「あの人は料簡が深い人だ」などのように「考え方の深さ(広さ)など」を表現する時に使われます。

語源は仏教語の「料簡法意(りゃんけんほうい)」です。「料」は量る。「簡」は選ぶ、分別するという意味の文字で、そもそも「料簡」は(りょうかん)と読み「量り選ぶ」という意味合いが始まりで、やがて「りょうけん」と云う様になり、意味合いも「あれこれの事情を忖度(そんたく)思案し、適切な考えを選ぶ」というような意味合いとしても使われるようになったようです。「法意(ほうい)」は仏さまの説かれた教え(仏法のこころ)を意味します。物事を決めるときには教えをひとつの指標にして的確な判断をしなさいということです。

又この「料簡法意」は、何かを決めるときの掛け声に使われる“じゃんけんぽん”(「じゃんけんほい」とも言います)の語源でもあるともいわれています。

IT坊主の無駄方便」/eお坊さんねっと 説話集より

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