日本語あれこれ(宿六:やどろく)

最近では一般にはあまり耳にしませんが『亭主元気で留守がいい』という言葉が流行った時代があります。この時代には夫のことを宿六と呼んだ方々が居たのです。亭主はしっかり稼いであとは手数のかからないよう家には帰ってこなくてよい。といった意味合いであったのです。しかしながら本当に外泊しようものなら『うちの宿六ときたら、ろくな稼ぎもしないで飲んだくれて帰ってこない。』などと叱咤されるのです。

この「宿六」といっても「六(ろく)」という数字には意味はなく、「満足でない、まともでない」を意味する「ろくでもない」に引っ掛けてのようです。

IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より

「知っているようで知らない日本語」㈱ごま書房より引用&編集

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