日本語あれこれ(気が利きすぎて間が抜ける)
細部までよく注意が行き届くが、拘(こだわ)りすぎて肝心なところを見落としている。という意味で使われます。
細かなところまでよく気が利くのに、誰でも気づくような目先のことには無頓着でどこか不注意なところがある人のことを言い表す表現ですが、乱暴な言い回しをすれば「気がきいて間が抜けている」となり、よく気が行き届いているようでありながら、大切なところで意外なミスをする人のことを指すことばです。
ひょっとすると、「気がききすぎて」ではなく、「気を遣いすぎて」大所(たいしょ)から観(見)ることが出来なくなっている状態かもしれません。
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より
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