日本語あれこれ(迷宮入り)
日本の警察の検挙率は世界の警察の中でもトップクラスの高率を誇っているそうです。それでも中には犯人が逮捕されずに未解決のものもあります。“事件はお宮入りだってよ”などと一般人まで刑事用語を使うようになったのは刑事ものドラマの影響でしょう。
解説するまでもなく未解決状態にある事件を「迷宮入り」と表現するところから専門家の間では“お宮入り”といっています。この「迷宮」とは中の通路がわからなくなるように作られた家のこと。出口が見つけにくいところから、解決できないことの表現として使われるようになったのです。
IT坊主のひとりごと「IT坊主の無駄方便」集より
「知っているようで知らない日本語」㈱ごま書房より引用&編集
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