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2019年6月26日 (水)

説話「留学生」

今では諸外国から多くの留学生が日本で勉強に励んでいます。その逆に多くの日本人が留学生として海外で学んでいます。この「留学生」という言葉、仏教語です。仏教では、「るがくしょう」と読みます。意味は、現在の留学生と同じで、日本からよその国に(その当時は主に中国ですが)仏教を学びに言った修行僧のことです。遣隋使や遣唐使などが盛んだったころ、「留学」とは、中国に渡り、仏教を学んで帰ってくることでした。その当時、学問にしろ技術にしろ、最先端を行っていたのは、中国でした。日本は、多くのことを中国から学んだのです。その留学には、二種類ありました。短期間(約2年ほど)で帰ってくる学生のことを「還学生(げんがくしょう)」、長期間(約20年ほど)で帰ってくる学生のことを「留学生(るがくしょう)」と言ったのです。
なお、空海(真言宗の開祖)は「留学生」でした。最澄は「還学生」でした。この二人は一緒に日本を出発しているのですが、最澄(天台宗の開祖)は先に日本に帰ってきてます。ところが、本来20年いるべきはずの空海も約2年で日本に帰ってきています。規約違反ですね。そんなことが理由かどうかはわかりませんが、空海は日本に帰ってきてもすぐには都に登らず大宰府で謹慎していたとのこと。
参考「こんなところに仏教語!(http://www5a.biglobe.ne.jp/~houon/sekkyou-bn05.htm)」より引用&編集
「IT坊主の無駄方便」/ eお坊さんねっと 説話集より

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