説話「悪事」

“悪事(あくじ)”という言葉があります。この言葉一般的には「わるいこと」という意味合いで使われますが、仏教的な意味合いは、「人の嫌がる仕事、手間・暇のかかる仕事など」のことです。

“好事”がその反対で「やりやすい仕事、苦労のいらぬ楽な仕事、誰にでもすぐにできる仕事のこと」です。

従って“悪事(あくじ)”という言葉のそもそもの意味合いは、「やり易い仕事を他の人にまわし、自分は骨の折れる仕事を自ら進んで引き受けてやる心がけを持って他人のことを思いやることが出来る人のことです。」

つまり、相手を喜ばすことの出来る人のことをいい、例えば仏教では「菩薩」を指して言う表現で、「悪事を己に向え 好事を他に与え 己を忘れて 他を利するは 慈悲の極みなり」ということになります。

「こころと命の相談室」快栄寺(eお坊さんねっと)説話集より

参考:「天台宗」法話集より抜粋・編集

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